うつ病の方にしてはいけない声かけとは?接し方のポイントも紹介
「自分の発した言葉でうつ病の方を傷付けてないかな?」
「うつ病の方とどう接したらいいのか分からない」
「具体的な声かけについても知りたい」
この記事を読んでいる方のなかには、上記のようにうつ病の方への声かけに関してお悩みの方もいるのではないでしょうか。
うつ病の方と接する際に避けるべき声かけは以下の4つです。
ここでは、うつ病の方にしてはいけない4つの声かけを紹介します。
ここでは、うつ病の方にかけてあげたい声かけについて以下の3つを紹介します。
うつ病の方への接し方のポイントは以下の3つです。
ここではうつ病の方への接し方に関するよくある質問を3つ紹介します。
- 励まし
- 否定
- アドバイス
- 責める
うつ病の方への接し方|してはいけない4つの声かけ
ここでは、うつ病の方にしてはいけない4つの声かけを紹介します。
- 励ましの言葉
- 否定する言葉
- アドバイス
- 責めるような言葉
1.励ましの言葉
励ましとは、相手を奮い立たせ元気づけることです。家族や友人などが落ち込んでいる際には、「頑張って」「大丈夫だよ」といった励ましの声をかけることがあるでしょう。 しかし、うつ病の方にこういった励ましの声をかけることは、プレッシャーになるうえに症状を悪化させる可能性があります。 うつ病は頑張りすぎが原因で発症することも。励ましの言葉によって、「まだ頑張らないといけないのか」「頑張りが足りないんだ…」「情けない人間だ」といったように自分を責めてしまうことがあるのです。2.否定する言葉
否定とは、相手の話を認めなかったり、そうではないと打ち消したりすることです。 うつ病では、自分を過小評価し、価値がない人間であると思い込んでしまう「無価値感」といった症状が現れることもあります。否定的な言葉かけをおこなうと、その症状に追い打ちをかけてしまう可能性があります。 「だらだらしてたらダメなんじゃない?」「そういう考えがダメなのでは?」などといった、うつ病の方を否定するような言動は避けるようにしましょう。3.アドバイス
うつ病が早く治って欲しい、どうにか手助けをしてあげたいと思い、「もっと動いたらいいんじゃない?」「こうしたら症状がよくなるみたいだよ」といったアドバイスをしてしまう方もいるのではないでしょうか。 うつ病は脳の病気であるため、アドバイスを受けてもその通りに行動できるとは限りません。アドバイスを受けたことをうまく活かせないと、自己否定や自身の過小評価につながってしまう可能性があるため注意が必要です。4.責めるような言葉
集中力・思考力の低下は、うつ病の症状の1つです。そのため、ミスや物忘れが増えてしまうこともあります。そんな時に「なんでミスしたんだ!」「気合いが入っていないんじゃないか?」などといった責めるような声かけは厳禁です。 そのような声かけによって自己否定的な考えが強くなり、症状が悪化してしまうこともあります。うつ病の方への接し方|してあげたい3つの声かけ
ここでは、うつ病の方にかけてあげたい声かけについて以下の3つを紹介します。
- ねぎらいの言葉
- 寄り添うような言葉
- 認めてあげる言葉
1.ねぎらいの言葉
「大変だったね」 「頑張っているね」 こういったねぎらいの声かけは、うつ病の方に安心感を与えます。 うつ病の方は、症状によってうまく活動できずに「自分はダメな人間なんじゃないか」「生きている価値はないんじゃないか」といった感情をいだき、自分を否定したり過小評価したりしてしまうことがあります。 そんなときに、ねぎらいの言葉をかけることで安心感を与えることができるでしょう。2.寄り添うような言葉
「今はそれだけで十分です」 「一緒に考えていきましょう」 こういった寄り添うような言葉は、うつ病の方が安心して治療に専念する一助となります。 うつ病を発症すると以下のようなさまざまな症状が出現します。- 抑うつ
- 喜び・興味の喪失
- 食欲不振
- 不眠
- 気力がなくなる
- 自分は価値がないと責める
- 集中力がなくなる
- 死にたくなる
3.認めてあげる言葉
「頑張ったね」 「そのままのあなたでいいよ」 うつ病の方を認めてあげる言葉をかけることで自己肯定感を高めることができます。 うつ病の方は、自信をなくしたり自己肯定感が下がったりしているケースもあります。本人を認めてあげる言葉をかけることで、自己肯定感を高めることにつながることがあるでしょう。 「頑張ったね」「そのままでいいよ」といった本人を褒めて認める声かけは、自己肯定感を高めるだけでなく、安心感を与えることにもつながります。うつ病の方への接し方のポイント
うつ病の方への接し方のポイントは以下の3つです。
- 話を傾聴する
- 安心できる環境を整える
- ときには距離を置いて見守る
1.話を傾聴する
「傾聴」とは、相手の話に耳を傾けることです。傾聴のポイントは、先入観や自分の価値観は捨てて「聴く」ことです。傾聴しているときに、アドバイスしたり、責めたりしてはいけません。 そんな傾聴には、以下の効果が期待できるといわれています。- 信頼関係の形成
- 気持ちの安定
- 自己理解
2.安心できる環境を整える
体の病気のときと同じように、うつ病などで心の不調をきたしているときも、安心して休養することが大切です。 うつ病をはじめとした心の不調では、以下のように今までと異なる様子がみられます。- 食欲がない
- 元気がない
- 口数が減る
- 趣味に興味を示さなくなった
- 不眠が続いている
3.ときには距離をおいて見守る
うつ病は、そのときどきで攻撃的になったり甘えたりと状態が変化します。そんな症状の変化についていけず、疲れてしまったという方もいるでしょう。そのようなときには、無理に対応せずに、距離をおいて相手を見守ることも大切です。 うつ病の方のサポートは、四六時中必要なわけではありません(自殺のリスクが高まっている場合は除く)。本人が安心して療養できる環境を整えながら、ある程度距離を取って見守ることも大切なことなのです。うつ病の方への接し方に関するよくある質問
ここではうつ病の方への接し方に関するよくある質問を3つ紹介します。
- LINEやメールなどで連絡するときに気をつけるポイントは?
- うつ病の方を1人にしてはいけない理由とは?
- うつ病の方との関わりに疲れた場合どうしたらいい?
1.LINEやメールなどで連絡するときに気をつけるポイントは?
うつ病の方にLINEやメールで連絡するときには以下の3つに気をつけましょう。- 優しくあたたかい言葉を使う
- 返信は求めないようにする
- 内容は簡単に短くする
2.うつ病の方を1人にしてはいけない理由とは?
自殺のリスクが高まっている場合、うつ病の方を1人にすることは非常に危険です。周りの方がいち早く自殺のサインに気づいてあげることが大切です。以下のサインを多く認める場合には、自殺のリスクが高まっています。速やかに医療機関を受診するようにしましょう。- うつ病の症状に気をつける
- 原因不明の身体の不調が長引く
- 酒量が増す
- 安全や健康が保てない
- 仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う
- 職場や家庭でサポートが得られない
- 本人にとって価値あるものを失う
- 重症の身体の病気にかかる
- 自殺を口にする
- 自殺未遂に及ぶ
3.うつ病の方との関わりに疲れた場合どうしたらいい?
うつ病の方との関わりに疲れたと感じた場合には、以下のような行動をとってみましょう。- 趣味の時間を持つ
- 適度に体を動かす
- 距離を置く時間をとる
- 専門機関に相談する