精神科・心療内科

重度のうつ病になったら?治療内容や生活で注意すべきポイントを解説

365日オープン&当日の急な受診もOK
休職したい時の診断書の当日発行対応!


心療内科・精神科なら
新宿駅徒歩3分のあしたのクリニック
  • 新宿駅徒歩3分だから通院しやすい!利用者5万人超えの人気のメンタルクリニック
  • あしたのクリニックは「精神科専門医が在籍」×「待たない」×「通いやすい」で、悩んでいる人にとって“いつでも便利で使いやすいクリニック“を実現!
  • 365日オープン&当日の急な受診もOK。診断書の当日発行にも対応
※予約殺到中※
▼ただいま初診受付中残枠わずか

【利用者5万人超え!】
あしたのクリニックが
評価の高い6つの理由

  1. 365日いつでも利用できます!土日祝日いつでも「ツライときすぐに使える
  2. 初診満足度91%以上が「良かった」「とても良かった」と評価!女性の先生もいるから異性に話しづらいプライベートな相談も対応
  3. ・専門医の資格をもった先生が在籍。専門知識と豊富な臨床経験で早期の解決に導きます
  4. ・新宿駅東口から徒歩3分だから通院しやすい
  5. ・うつ病やストレス、不眠、不安障害など幅広い悩みに対応。どんな悩みでも気軽に相談OK
  6. ・休職したい時に初診当日の診断書発行に対応。さらに休職時の傷病手当金の申請もサポートします
※予約殺到中※
▼ただいま初診受付中残枠わずか

重度のうつ病と診断されたとき、どのような治療をすればよくなるのか不安に思う方もいるのではないでしょうか。うつ病によって引き起こされる症状が重度だと、日常生活にも支障が出てしまう場合もあります。重度のうつ病に対しては、休養を優先して治療を進めていくことが大切です。

この記事では、重度のうつ病に対しての治療内容や自宅での過ごし方などについてご紹介します。どのような治療をすればよいかを知ることで、重度のうつ病の改善に近づけるでしょう。

うつ病の重症度はどうやって決まる?症状をチェックしてみよう

うつ病の重症度を決める指標の1つとして、どのような症状が表れているのかをチェックすることが挙げられます。以下の項目の症状に当てはまっているか確認してみましょう。

  1. 気分の落ち込みがある
  2. 物事や活動に対しての興味や楽しさが感じられない
  3. 不眠または寝過ぎてしまう
  4. 焦燥感を覚える、または身体が重く感じる
  5. 疲れやすい、または気力がない
  6. 自分に価値が感じられない、または罪悪感を覚える
  7. 注意散漫でうまく物事を考えられない
  8. 死にたいと思うことがある

これらの項目の1〜2が含まれており、さらに3〜8が当てはまる数が多いほど、うつ病の重症度が高い可能性があります。ただし、これはあくまでも目安なので、正確な診断を受けるには医師の診察が必要です。

重度のうつ病で見られる症状

うつ病になると、身体的・精神的に症状が表れることがあります。それぞれの症状は以下の通りです。

【身体症状】

  • 食欲の低下
  • 不眠・過度の睡眠
  • 倦怠感
  • 頭痛・腹痛
  • 肩こり
  • 便秘・下痢
  • めまい
  • 吐き気
  • 手足の痺れ
  • 口の渇き

【精神症状】

  • 気分の落ち込み
  • 興味・喜びの喪失
  • 焦燥感
  • 疲労感
  • 気力の低下
  • 罪悪感
  • 思考力・集中力の低下

重度のうつ病だと、これらの症状によって仕事や日常生活に支障をきたす可能性が高くなります。また、状況によっては入院での治療が必要となるケースもあります。

重度のうつ病は治る?

重症度にかかわらず、うつ病では適切な治療を受けることが大切です。しかし、治療をすればすぐにうつ病が治るわけではありません。

うつ病を治療するには、ある程度の期間が必要です。その治療過程では、よくなったり悪くなったりの波がありつつ、少しずつ改善していくとされています。調子がよいと思っても、その次の日には症状が悪化した、ということもあるでしょう。

このように、うつ病は治療によって症状の改善が期待できますが、決して右肩上がりで治るとは限りません。人によって調子の波がある点を理解しつつ、治療に励むことが大切です。

うつ病の治療経過による特徴

うつ病は、治療の経過によって以下の3つの期間に分かれます。

  • 急性期
  • 回復期
  • 維持期

ここでは、それぞれの期間の特徴について解説します。

急性期

うつ病と発症した直後の過程を急性期といいます。急性期の期間は、治療をはじめてから1〜3カ月程度が目安です。急性期はほかの期間と比較すると、うつ病としての症状がもっとも強く出る傾向にあります。そのため、十分な休養をとって心身を休めることが大切です。

特に重度のうつ病だと日常生活にも支障が生じている可能性が高いので、入院での治療が必要となるケースもあるでしょう。このように、急性期ではストレスを避けて休息、治療に専念することを中心に考える必要があります。

回復期

急性期が過ぎて、徐々に症状が軽減していく過程が回復期です。回復期には4〜6カ月ほどの期間を要するとされています。この期間は少しずつ症状が落ち着くとともに、意欲や気力も次第に戻っていきます。

ただし、意欲・気力が戻ってきたとしても、無理に活動量を増やさないことが大切です。調子がよいからといって急に活動量を増やすと、その反動で再び症状が悪化する恐れもあります。回復期はまだ調子が安定しているわけではないので、段階的に活動量を増やしていきましょう。

維持期(再発予防期)

回復期を過ぎて、さらに症状が安定してくる過程が維持期(再発予防期)です。維持期を要する期間は、1年以上とされています。この期間では、症状が安定したことで社会復帰をしたり、復学して学校に通うようになったりする方もいるでしょう。

しかし、うつ病は再発や症状悪化のリスクが潜んでいるため、まだ油断はできません。うつ病が治ったと思って普段通りに生活していても、しばらく経過したら再びぶり返すこともあります。仕事や日常生活でストレスを最小限にする環境を整えて、再発・症状悪化の予防に努めることが大切です。

重度のうつ病の治療内容

うつ病の方におこなわれる治療は、おもに以下の3つです。

  • 休養
  • 薬物療法
  • 精神療法(心理療法)

この3つはうつの重症度にかかわらず、基本的な治療となります。ここでは、それぞれの治療内容について解説します。

休養

休養をとって心身をゆっくり休めることは、うつ病の基本的な治療です。ストレスとなる原因からできるだけ離れて、疲れてしまった心身の休養に専念することが大切です。特に症状が重い傾向にある急性期では、休養の重要性が高いといえます。

休養をする場合、長期的に休めるように有給休暇や休職などの制度の利用がおすすめです。1人で休養できる環境を作るのが大変な場合は、家族や友人に協力してもらいましょう。症状が重く、自宅療養ではうまく治療を進められない場合は、一時的に入院したほうがよいこともあります。

薬物療法

薬によって症状をコントロールし、うつ病の治療をサポートする方法が薬物療法です。うつ病の治療には休養が重要ですが、症状が強いとうまく心身を休められないケースがあります。その際に薬物療法を並行しておこなうことで、症状をおさえて休養しやすい状態を作ります。

薬物療法でおもに使用される薬は「抗うつ薬」です。抗うつ薬は「セロトニン」や「ノルアドレナリン」など、精神の安定に関わる脳内物質に働きかける効果が期待されています。ただし、抗うつ薬はすぐに効果が出るわけではないので、焦らず用量用法をしっかり守って服用を継続する必要があります。

精神療法(心理療法)

対話やワークなどを通じて症状の改善を目指す方法が精神療法(心理療法)です。精神療法にはさまざまな種類があり、特に「認知行動療法」はうつ病の方によく用いられています。

認知行動療法とは、出来事に対して偏ったとらえ方を見直す治療法です。たとえば、ある出来事に対してネガティブな気持ちを持っていたとしましょう。その出来事を広い視野で考えることで、ポジティブな面でとらえられるようになり、不安の軽減が期待できるのです。

実際に、認知行動療法は薬物療法よりも治療後の再発の割合が少ないとされています。

重度のうつ病を抱える方の自宅の過ごし方

重度のうつ病を抱える方が療養するとき、自宅ではどのように過ごせばよいのでしょうか。ここでは自宅で過ごす際のポイントについて解説します。

休養を優先する

うつ病の治療内容でも説明したように、まずは休養に専念することが大切です。重度のうつ病だと日常生活にも支障が出ている場合があり、その状態で何かをしようとするのはかえって危険です。なかには休養に対して焦りや罪悪感を覚えて、うまく休養できない方もいるのではないでしょうか。

しかし、うつ病は骨折などのケガと同じように、すぐに治るものではなく、安静にする期間を作る必要があります。その点を十分に理解したうえで、休養に専念しましょう。自宅での休養ができない場合は、入院するのも1つの手段です。

規則正しい生活を送る

治療中は規則正しい生活を送るようにしましょう。自宅で療養していると、夜更かししたり、昼過ぎまで寝てしまったりなど生活リズムが崩れてしまう方がいます。生活リズムが乱れると睡眠不足につながることがあり、さらにメンタルを悪化させることも。

また睡眠不足は、うつ病の悪化以外にも高血圧や糖尿病などの「生活習慣病」を引き起こす可能性もあります。規則正しい生活を送り、心身の健康を維持するには起床・就寝、食事の時間を統一することが大切です。また、寝る直前の食事は消化活動が活発となり、睡眠を妨げてしまうので控えましょう。

栄養バランスの整った食事をとる

栄養バランスの整った食事をとることも大切です。栄養を十分にとらないと日中の活動に悪影響をおよぼし、動きたいときに動けなくなります。その結果、さらに活動量が低下する悪循環となる恐れがあります。

また、食事量が少なくなると低栄養状態となり、身体の抵抗力が低下してほかの病気にかかりやすくなるのです。うつ病の悪化やほかの病気のきっかけを作らないためにも、栄養バランスが整った食生活を心がけましょう。

重度のうつ病の方が気をつけるべきポイント

重度のうつ病の治療中では避けるべき、あるいは注意すべきポイントもいくつかあります。ここではそのポイントについて解説します。

無理に趣味や外出などの気晴らしをしない

症状が安定していない時期は、無理に趣味や外出などによる気晴らしをしないようにしましょう。うつ病の症状が強い状態だと、趣味や外出をする意欲がないときのほうが多いかもしれません。

しかし、日によっては少しだけ調子が戻ってくる場合もあるでしょう。そのときに無理に気晴らしをしようとすると、その後に調子が悪くなることもあります。特に急性期では休養を優先し、症状が安定してきたタイミングで少しずつ活動範囲を広げていくことが大切です。

飲酒は避ける

飲酒によるアルコールの摂取は薬の効果に悪影響が出る可能性があるので、治療中は避けましょう。

夜に眠れないからといって寝酒をするのもおすすめできません。就寝前の飲酒は寝つきがよくなりますが、途中で目覚めやすくなるため、結果的に睡眠の質の低下につながります。就寝前ではなく夕方にアルコールを摂取したとしても、変わらず睡眠に悪影響が出るとされています。

もし飲酒がやめられない場合は、医師に相談してみましょう。

治療中に大切な決断をしない

うつ病の治療中に、大切なライフイベントの決断をしないように注意しましょう。うつ病の方のなかには、他人に迷惑をかけないように離婚や退職、転職などを考えてしまうことがあるのではないでしょうか。うつ病の方は物事に対してネガティブな思考に偏ってしまうので、つい本来の自分では考えられない決断をしがちです。

判断力が鈍い時期に何かしらの大きな決断をすると、その後に後悔してうつ病の悪化につながる恐れがあります。症状が強い時期は大切な決断を避けて、治療を進めて正常な判断力が戻ったときにあらためて考えるようにしましょう。

重度のうつ病では休養を優先しよう

重度のうつ病では、さまざまな症状によって日常生活や仕事に悪影響をおよぼす恐れがあります。重度のうつ病の治療として、まずは休養をとり、ストレスから離れる環境を整えることが重要です。症状が重い時期に1人で環境の調整をするのが難しい場合は、家族や友人に協力してもらいながら治療を進めることも大切です。重度のうつ病の治療について悩みがあれば、精神科や心療内科の医療機関を受診して主治医に相談してみましょう。

参考サイト・文献

日本精神神経学会日本語版用語監修、髙橋三郎ほか監訳:DSMー5精神疾患の診断・統計マニュアル、医学書院、2014
こころの情報サイト|うつ病
こころの耳| 厚生労働省 – 1 うつ病とは
こころの耳| 厚生労働省 – 3 うつ病の治療と予後
認知行動療法 – e-ヘルスネット| 厚生労働省
健やかな眠りの意義 – e-ヘルスネット| 厚生労働省
快眠と生活習慣 – e-ヘルスネット| 厚生労働省
・「低栄養患者における感染症」大森 慶太郎、大毛 宏喜 日内会誌 108:2291~2296 2019
アルコールの作用 – e-ヘルスネット| 厚生労働省



精神科医 藤田朋大先生

当記事の監修医師
精神科医:藤田 朋大先生

三重大学医学部医学科卒業後に南勢病院精神科に在職。緩和ケア研修会修了。認知症サポート医。新宿駅の心療内科・精神科「あしたのクリニック新宿院」で診療を担当

藤田 朋大先生

当記事の監修医師
藤田 朋大先生

三重大学医学部医学科卒業後に南勢病院精神科に在職。緩和ケア研修会修了。認知症サポート医

関連記事