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育児ノイローゼとは?うつ病との違いやなりやすい人の特徴を解説|チェック表付き

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「育児ノイローゼとはどんな状態?」
「育児ノイローゼのチェック方法ってあるの?」
子育て中の人は、このような疑問を持つこともあるでしょう。

子育て中のイライラや不安などが強い場合、育児ノイローゼになっているかもしれません。この記事では育児ノイローゼの症状や原因、なりやすい人の特徴をくわしく解説します。チェックリストも掲載しているので、自分が育児ノイローゼかどうか気になる人は参考にしてください。

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育児ノイローゼとは

育児ノイローゼとは、子育て中に疲労感や気力低下、育児への負担を強く感じている状態です。育児不安や育児ストレスと呼ばれる場合もあります。

ノイローゼは「神経症」を指す医学用語として世間に広まりましたが、現在の医学では正式な疾患名としては扱われていません。そのため育児ノイローゼも医学的には厳密な定義がない状態です。現在では育児関連のストレスによる精神的不安定な状態を幅広く指すことが多くなっています。

育児ノイローゼになると、子育て中のささいな出来事に対するイライラ、不安が積み重なって解消されません。社会から孤立した感じがして、子育てに対し前向きな気持ちをもてなくなります。

厚生労働省が2018年におこなった調査でも、子育てに対し「負担に思うことや悩みがある」と回答したのは75.2%でした。4人に3人は子育ての悩みを抱えており、誰でも育児ノイローゼになる可能性があると言えるでしょう。

育児ノイローゼの主な7つの症状|あてはまるものがないかチェックしてみよう

育児ノイローゼの症状には、心身の不調だけでなく考え方の偏りなどもあります。ここでは、育児ノイローゼの主な7つの症状を具体的に解説します。

1.なんとなくイライラする

子育て中、ささいなことにイライラしてしまうなら育児ノイローゼかもしれません。ごはんを食べてくれない、着替えに時間がかかるといった子どもによくある行動に対してイライラしていないでしょうか。

子どもは親が思った通りに動いてくれないときもあります。普段であれば「しかたない」と割り切れる場合もあるでしょう。しかし育児ノイローゼになると気持ちに余裕がなく、思い通りにならない子どもにイライラしてしまうのです。

育児に参加しない夫にもイライラするかもしれません。

2.悲観的な考え方をする

「なぜうちの子だけ……」「私の育て方が悪かったんだ」などと悲観的な考え方をしてしまうことがあります。子どもと2人でいる時間が長いため気分転換もできず、よりいっそうマイナス思考になってしまうこともあるでしょう。

たとえば、育児書通りに自分の子どもが成長していないと必要以上に不安をいだきます。幼い子どもの成長は個人差が大きく、同じ年齢でも発達速度は異なって当然です。それでも、「なぜうまく育てられないんだろう」と悲しくなってしまうことがあります。

3.気力がわかない

物事に対して気力ややる気がわかないといった症状が見られることもあります。

いつもだったらできていたことが、できなくなったり、億劫に感じてしまったりする場合には育児ノイローゼの可能性があるかもしれません。たとえば、お風呂に入る気になれない、歯磨きや身だしなみを整えることすらできなくなってしまっている場合などです。

このように育児ノイローゼで気力ややる気がわかなくなると、日常生活に大きな影響が出てしまうため注意が必要です。

4.物事への興味がなくなる

物事への興味がなくなる場合もあります。好きだったことにも興味が持てなくなり、やる気がなくなってしまいます。

育児ノイローゼになると、物事に対し無関心になる傾向が見られます。映画やバラエティ番組を見ても、気持ちが動かず面白いと思えません。今まで没頭できていた趣味にも興味が持てないでしょう。

5.子どもがかわいいと思えない

子どもがかわいいと思えない場合、育児ノイローゼかもしれません。

物事への興味だけではなく、子どもに対して興味を持てない場合もあります。身体や気持ちが疲れていると、思い通りに動かない子どもをかわいいと思えないこともあるでしょう。子どもとの外出を避けたり、日々の世話をしなくなったりする恐れも考えられます。

6.眠りたいのに眠れない

夜眠れないこともあります。不安やイライラが解消できないと、睡眠に影響が出るためです。

不眠はストレスが関係していると考えられています。不安やストレスが強い状態では、脳が興奮しているためなかなか寝つけません。また子どもと一緒に寝ていると、熟睡できないこともあるでしょう。そのような日々が続けば、慢性的な不眠になる可能性もあります。

7.食べたくない・食べ過ぎてしまう

食欲にも影響が出る可能性があります。育児によるストレスで、拒食や過食の症状が見られる場合もあるでしょう。

ストレスと食欲には密接な関係があると考えられています。たとえば、急性ストレスは交感神経の働きを活性化させ、食欲が抑えられる傾向にあります。

育児ノイローゼの主な4つの原因

育児ノイローゼには、さまざまな原因があると言われています。ここでは、育児ノイローゼの主な原因についてくわしく解説します。

1.社会からの孤立

育児ノイローゼの原因には、社会から孤立した状態が関係すると言われています。

昔より近所付き合いが少なくなり、子どものことを気にかけてくれる人も少なくなったため、子育てに対する不安やストレスがたまりやすくなっているのです。

育児ノイローゼは働きながら子育てしている人より専業主婦のほうがかかりやすいとも言われています。

2.子育てのプレッシャー

子育てに過度なプレッシャーを感じている状態も、育児ノイローゼの原因となるでしょう。「よりよい子育てをしなければならない」と思い込むことで、自分を追い詰めてしまいます。

子どもの成長には個人差が大きく、育児書通りの成長ではない場合もあります。理想の子育てに近づくため「親がもっと頑張らないといけない」と自分を追い込んでしまうのです。

3.子育ての知識や経験不足

子育ての知識や経験が足りない場合も、育児ノイローゼの原因になるでしょう。親になる前に子どもと触れ合う機会が少ないためと考えられます。

昔は子どもが多く、年の離れた妹や弟をお世話する機会がありました。現在では少子化のため、幼い子を世話するのは自分の子が初めてという人がほとんどです。親になる前の子育て経験がないため、自分の子を育てるときに不安を抱きやすいでしょう。

また、子育て情報が氾濫しているのも問題です。インターネットには子育てについていろいろな情報があふれています。情報の中には「こうしないと病気になる」といった極端なものもあり、それらがさらなるプレッシャーにつながるかもしれません。子どもに合った子育て情報を選べているか自信がないと、不安が強くなります。その結果、育児ノイローゼにつながってしまうでしょう。

4.ホルモンバランスの変化

産後や更年期世代の場合、ホルモンバランスの変化が育児ノイローゼの原因につながることもあります

女性のホルモンバランスは出産を境に大きく変化します。赤ちゃんを育てるために分泌されていた女性ホルモンが、出産後は急激に下がるためです。女性ホルモンの変化と子育ての忙しさが重なり、育児に対する不安が強まる可能性もあるでしょう。

育児ノイローゼとうつ病の違いとは

育児ノイローゼはうつ病より軽い状態であると考えられます。症状を感じながらも日常生活ができている場合は、ノイローゼ(神経症)にあたるかもしれません。

精神疾患の国際的な診断基準であるDSM-5によると、うつ病の症状は以下の通りです。

  • 気分が落ち込み、何もする気になれない
  • 興味や喜びを感じなくなる
  • 体重減少や体重増加が見られる
  • 不眠や過眠が見られる
  • 動き回ったり、動きが遅くなったりする
  • 疲労感や気力の減退を感じる
  • 自分に価値はないと感じたり、罪の意識で自分を責めたりする
  • 思考力や集中力、決断力がなくなる
  • 自殺について考えたり、具体的な計画を立てたりする

「抑うつ気分」や「興味または喜びの喪失」のどちらかを含む症状が5つ以上見られ、2週間以上続いている場合はうつ病かもしれません。医師は診断基準のほか、ほかの病気との判別や日常生活への影響などを総合的に判断し、うつ病と診断します。

うつ病ではなくても、育児ノイローゼで症状がつらいときは治療やサポートを検討する必要があります。

なお、うつ病については「うつ病の主な症状や分類、回復過程について解説|早期治療がポイント」でくわしく説明しています。

育児ノイローゼになりやすい人の特徴3つ

育児ノイローゼには、考え方のくせや育児環境が関係する場合もあります。ここでは、育児ノイローゼになりやすい人の特徴を具体的に解説します。

1.完璧主義

完璧主義の人は育児ノイローゼに注意してください。子育てにも完璧を求めすぎ、自分を苦しめてしまう可能性があります。

子育てをしていると、親としてできることはしてあげたいと思うでしょう。時間や費用をかけて、子育てにのめり込む人もいるかもしれません。母親として十分な育児をしているのに、100%完璧な子育てを目指して自分を必要以上に追い詰めてしまう可能性があります。

このように、子育てに完璧を求めすぎると逆にストレスがたまりやすくなります。結果として育児ノイローゼを引き起こしてしまうのです。

2.ワンオペ育児で休めない

育児ノイローゼは、ワンオペ育児で休めない人がなりやすいと考えられています。子育てに夫の協力が得られない人は要注意です。

育児に不安を感じる母親は、ほとんど一人で育児を担っていると感じている場合が多いとも言われています。逆に、夫が協力してくれると感じている母親は、子育ての不安が少ない傾向にあります。

専業主婦ならワンオペ育児を当たり前と考える人もいるでしょう。しかし、一人で子育てを担うのは体力的にかなりの負担です。ワンオペ育児で充分な休息を取れないと、疲れがたまり気持ちの余裕がなくなってしまうでしょう。

3.子育ての相談先がない

子育てについて相談できる場所がない人は、育児ノイローゼになりやすいでしょう。夫やパートナーなどの身近な人に、自分の悩みを上手く打ち明けられない方もいるのではないでしょうか。育児について相談する相手がいないと、困りごとを解決しづらく、より悩みが深くなってしまいがちです。

保育園や幼稚園を利用している場合は、園の先生に相談できます。仕事に就いている場合は同僚に悩みを打ち明ける機会もあるでしょう。しかし、専業主婦で子どもとすごす時間が長いと、ほかの人と話す機会が少ないかもしれません。

自宅が実家から離れているなど、自分の親や親戚を頼りにくい人もいます。相談できる人がいないと一人で悩んでしまうため、育児ノイローゼになりやすいと言えるでしょう。

育児ノイローゼの治し方とは

育児ノイローゼでつらい場合、まずは子育ての環境を見直してみましょう。市町村が運営している子育て支援センターでは、保育士や看護師に育児相談することができます。親同士のつながりもできるでしょう。

ワンオペ育児でつらい場合には、ファミリーサポートや一時預かりを利用し、一人になれる時間を作ることをおすすめします。就職して保育園の利用を検討するのも選択肢の1つです。子どもは世界が広がり、親も子どもだけと向き合う時間が減ることで育児ストレスの解消が期待できます。

環境を変えても不安やイライラが続く場合は、精神科や心療内科に相談してみましょう。医師の判断により、カウンセリングや症状に合わせた薬物治療がおこなわれます。症状を和らげる治療で気持ちが安定し、子育てにも前向きになれるでしょう。

育児ノイローゼを乗り切る4つのポイント

1.完璧にこだわりすぎない

子どもが元気に生活しているなら、育児書通りの子育てにこだわる必要はありません。完璧を目指していると、100%できなかったときに自分を責めてしまいがちです。自分の理想に対して「7割程度できていればOK」などと、目標を下げましょう。力が抜け、余裕のある育児ができるようになるでしょう。

2.子どもと離れる時間を作る

子どもと離れて自分だけの時間をつくりましょう。しっかりと休息を取り気分転換することで、気持ちに余裕が生まれるでしょう。

3.子どもの発達障害の可能性も考える

子どもの育てにくさが育児ストレスにつながっている場合、発達障害の可能性も考えましょう。発達障害は脳機能の違いが原因と考えられています。

たとえば自閉スペクトラム症の子は、コミュニケーションを苦手とするのが特徴の1つです。ADHDの子は衝動性や多動性が強く、急に走り出すこともあるでしょう。不注意が強く、ぼーっとしているADHDの子もいます。

子どもの発達に悩んだら、自治体や児童相談所の子育て相談窓口、かかりつけの小児科などに相談しましょう。子どもに対する適切な対応で悩みが軽くなり、育児ノイローゼが改善する可能性もあります。

4.大きな決断は控える

育児ノイローゼになっているとき、大きな決断は控えましょう。取り返しのつかないことになり、後で後悔する可能性があるためです。

たとえば離婚の決断です。育児ノイローゼでイライラし、夫の態度が許せなく離婚をしたいと思うケースもあるかもしれません。精神が不安定なときに大きな決断をするのは危険です。

また、育児ノイローゼは直接的な法的離婚の理由になりません。夫の育児協力不足が原因でノイローゼになったとしても、慰謝料の請求対象にはならない可能性が高いです。

このように、大きな決断はのちのち後悔することにも繋がりかねませんので、一度立ち止まって冷静に考えるようにしましょう。

育児ノイローゼでつらいときは精神科や心療内科に相談しよう

育児ノイローゼとは、子育て中に疲労感や気力減退、子育てへの不安を強く感じる状態のことです。子どもや夫にイライラしたり、子どもがかわいいと思えなくなったりします。食欲や睡眠に影響が出る場合もあります。

育児ノイローゼはうつ病より症状が軽いと考えられています。しかし、症状によって家事や家族との関係に支障が出てきている人もいるでしょう。家族の協力や一時預かりなど子育てのサポートを受けるなど、自分が楽になる方法を試してみてください。

それでも症状がつらい場合は、精神科や心療内科に相談してください。適切な治療で睡眠不足やイライラが和らぎ、気持ちが楽になるでしょう。

参考文献・サイト
日本精神神経学会日本語版用語監修、髙橋三郎ほか監訳|DSMー5精神疾患の診断・統計マニュアル、医学書院、2014
厚生労働省|第7回21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)の概況
e-ヘルスネット|ストレスと食生活
早稲田大学|楽しく子育てができる社会の実現に向けて
厚生労働省研究班監修|ヘルスケアラボ
e-ヘルスネット|更年期障害
人事院|自分の体のこと、知っていますか?
厚生労働省|地域子育て支援拠点事業実施のご案内
こころの情報サイト|発達障害(神経発達症)
e-ヘルスネット|ASD(自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群)について
e-ヘルスネット|ADHD(注意欠如・多動症)の診断と治療



精神科医 藤田朋大先生

当記事の監修医師
精神科医:藤田 朋大先生

三重大学医学部医学科卒業後に南勢病院精神科に在職。緩和ケア研修会修了。認知症サポート医。新宿駅の心療内科・精神科「あしたのクリニック新宿院」で診療を担当

藤田 朋大先生

当記事の監修医師
藤田 朋大先生

三重大学医学部医学科卒業後に南勢病院精神科に在職。緩和ケア研修会修了。認知症サポート医

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