真性包茎の治し方|自力で治すのはNG?手術の種類・費用・流れを徹底解説

真性包茎の治し方は、手術が基本です。真性包茎は、陰茎をおおう包皮によって亀頭が全く見えなくなっている状態です。周りと比べてしまい、コンプレックスを抱いている人もいるのではないでしょうか。
とはいえ、手術による治療は、痛みや費用が心配でなかなか決断できないものです。本記事では、真性包茎の治し方や費用、流れについて解説します。
よくある「保険適用になるのか」「セックスは問題なくできるのか」といった不安点についても解消していくので、ぜひ参考にしてみてください。

【真性包茎の治し方】成人は手術が基本

真性包茎の治療は手術が基本です。自力で治すのはとても危険。

真性包茎は、包皮がほぼ完全に亀頭をおおってしまっている状態です。
子どもは真性包茎であることが多く、通常は体の成長とともに自然に改善していきます。しかし、成長期を終えて成人になっても真性包茎のままである場合には、手術をして治療するのが望ましいです。
保険適用できる手術もあるため、自力で治そうとせず、医師に症状や予算を相談しましょう。

真性包茎、カントン包茎の場合で、保険医に受診した場合、保険適用があります。仮性包茎の場合には、保険適用はありません

引用:独立行政法人国立生活センター

生活上のデメリット改善なら保険適用の手術が可能

真性包茎は、排尿困難や勃起時の痛み、包皮が途中までむけて戻らないカントン包茎による陰茎壊死のリスクなど、生活や健康上のデメリットが大きいです。そのため、基本的な手術である「背面切開術」「環状切除術」は保険が適用されます。

「背面切開術」では、縦に包皮を切開して亀頭を露出させ、横方向に縫合します。「環状切除術」は、余分な包皮を環状に切り取り縫合する方法です。

参考:社会福祉法人 同愛記念病院 資料

背面切開術環状切除術
内容縦に包皮を切開して亀頭を露出させて縫合。余分な包皮を環状に切り取り縫合。
余分な包皮の切除切除しない切除する
亀頭の露出完全には露出しないほぼ完全に露出する
回復期間比較的短い比較的長い
再発する可能性ありほとんどない
手術時間短い(15〜30分程度)長め(30〜60分程度)

背面切開術や環状切除術を保険適用で受けるためには、保険診療を行っている医療機関で治療する必要があります。また「背面切開術は保険適用だが、環状切除術は自費」という医療機関もあるため、よく確認しましょう。

自由診療の手術で見た目にもこだわれる

保険適用可能な手術は、あくまで真性包茎による機能的なデメリットを改善するものです。見た目にもこだわりたい場合には、傷跡が目立ちにくい手術を選ぶ必要があります。保険が適用されない手術(自由診療)は、自然な見た目に仕上がるため人気があります。
自由診療の手術で有名なものには「亀頭直下埋没法」があります。環状切除法のように余分な包皮を切り取ったら、亀頭のすぐ下で縫合します。傷跡はほとんど目立たないことが特徴です。
余分な包皮が少ない場合には「切らない包茎手術」もありますが、仮性包茎向けの治療法であり、真性包茎には向いていません。

子どもの包茎治療ではステロイド軟膏を使うことも

主に子どもの場合ですが、軽度の包茎にはステロイド軟膏を使った治療をすることもあります。1〜2ヶ月かけて医師の処方したステロイド軟膏を毎日塗布する方法です。
通常、子どもの包茎は自然に治ることも多いため、経過観察をしても改善しない場合にのみ治療を行います。成人男性の場合、ステロイド治療はめったに行いませんが、医師の指示があった場合には、指示通りに治療を進めましょう。

真性包茎を自力で治すのはうっ血・壊死のリスク大

真性包茎を自力で治すのはかなり危険です。

「包茎手術は高いし失敗するのが怖い」「なんとか自力で治したい」と考えてしまうところですが、成人男性の真性包茎は、自力ではほぼ100%治せません。むしろ、自力で治そうとすることで、陰茎を痛めて炎症を起こしたり、場合によってはうっ血して亀頭が壊死する可能性もあるのです。
自力で包茎を治そうとする場合には、少しずつ包皮をむいていくストレッチ法がありますが、危険なためおすすめしません。
締め付けがあるにもかかわらず中断せずに自力で治そうとすると、元に戻らなくなります。勃起してしまうと非常に強い痛みを起こし、最悪の場合は亀頭がうっ血し、壊死を防ぐために緊急手術が必要になることもあります。
真性包茎が気になる場合には、自力で治すことはせず、包茎手術を検討してみましょう。

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※ 費用はすべて施術費用・麻酔代・術後の薬代込み。
※ 治療費用の金額は、患部の状態等によりこの限りではない場合があります。
※ ABCクリニックは美容外科のため、真性包茎を含むすべての包茎治療が自由診療となり、健康保険は適用されません。

真性包茎の手術の流れ・過ごし方・費用

真性包茎の手術の流れ・過ごし方・費用

手術による治療は、症状の改善だけでなく、将来的なトラブルを防ぐためにも有効です。ここでは、手術の流れ・痛み・費用・術後の過ごし方について詳しく解説します。

手術は1時間程度で日帰り治療が可能

包茎手術は日帰りで可能なケースが多く、通院は手術後の経過観察のみです。手術自体は通常20〜30分、長くても1時間程度です。大まかには次のような流れで行います。

  1. 医師の診察・カウンセリング
  2. 麻酔(通常は局所麻酔)
  3. 包皮の切除および縫合
  4. 術後の説明・帰宅

手術中をはじめ、局所麻酔が効いている間はほとんど痛みを感じません。麻酔が切れた後は、軽い鈍痛やヒリヒリ感が数日続くため、痛み止めが処方されます。また、手術後には陰茎に包帯が巻かれます。

手術後は安静に過ごすことで傷の回復が早まる

手術後の過ごし方の目安

手術当日は安静にして、シャワーや入浴は控える必要があります。排尿は問題なく行えます。また、性行為やマスターベーションは控える必要がありますが、自然と勃起してしまうのは問題ありません。

<手術後の過ごし方目安>

  • シャワー:翌日から可能
  • 飲酒:1週間後から可能
  • 入浴:2週間後から可能
  • 運動:2〜4週間後から可能
  • 性行為・マスターベーション:4週間後から可能

手術後は傷から出血したり手術箇所が腫れたりする可能性があります。安静にしておかないと、傷の治りが遅くなり、仕上がりにも影響がでるため気をつけましょう。

手術費用は保険適用2万〜自由診療30万が相場

保険適用の場合、手術費用や検査、診察料を含めても3割負担で1〜2万円程度の費用になります。
自由診療の場合は、治療方法や医療機関にもよりますが5〜30万円程度です。さらに、美容目的でヒアルロン酸注入や陰茎増大などのオプションをつけると、数十万〜100万円におよぶこともあります。
ひとまず真性包茎を治したいという場合には、費用はそこまで高額にはならないでしょう。

【副作用・リスク】手術前にしっかりと説明を受けよう

包茎手術に限らず、どんな治療や手術にもリスクが伴います。まれですが、包茎手術では次のリスクが想定されます。
<包茎手術の副作用・リスク>

  • 傷跡
  • 赤み・腫れ
  • 痛み
  • 内出血
  • 感染
  • アレルギー

手術後の副作用やリスクは手術後の過ごし方によっても左右されます。血行を促す動作は控え、手術後しばらくは安静にしましょう。

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真性包茎を放置しておくデメリット

真性包茎を放置しておくデメリット
真性包茎を放置しておくデメリット

真性包茎は、むけなくて恥ずかしいだけだからと、つい後回しにしていませんか?真性包茎は放っておくことで思わぬ不便や健康上のリスクが積み重なっていきます。

生活上のデメリット|不衛生による小さなストレスが積み重なる

真性包茎をそのままにしておくと、日常生活でちょっとした不便やストレスを感じる場面が増えてきます。とくに、清潔さや排尿のしづらさなど、放置することで気づかないうちに悩みが深刻化することも考えられます。

衛生状態がよくない包皮をむけないため亀頭が洗えない
臭いが生じる包皮内に垢(スメグマ)が溜まり、独特の臭いが発生する
正常な排尿が難しい尿が一時的に包皮内に溜まる。狙った方向に排尿できない

心理的なデメリット|コンプレックスで対人関係にも影響する恐れがある

見た目の悩みや周りとの比較など、真性包茎がコンプレックスにつながってしまうケースも少なくありません。
人前でのふるまいや性に対する意識に影響が出ることもあり、精神面にも響いてくる可能性があります。

周りと比べて劣等感を抱く自分だけ包茎だと銭湯などに行くと劣等感を抱く
先細りした陰茎が恥ずかしい亀頭が露出できないため陰茎が小さいことがある
性行為やマスターベーションが楽しめない見た目の劣等感や、勃起すると痛みを生じる・感度が高く早漏であることで集中できない

健康上のデメリット|うっ血・感染症・がんの原因となることもある

清潔を保てない状態が続くと、感染症などの健康リスクも無視できません。一見小さなことでも、長期的には泌尿器全体や全身の健康に影響を与える場合があります。

陰茎の血行不良亀頭や陰茎を締め付け、うっ血することもある
感染症や炎症包皮内が不衛生になることで、膀胱炎や性感染症をくり返す場合がある
排尿困難正常な排尿が難しいことで、腎臓や膀胱に負担がかかる
陰茎がん包茎や陰茎の不衛生が原因になると言われている

必ず健康リスクが生じるわけではありませんが、くり返しデメリットを感じる場合には真性包茎の手術を検討すると良いでしょう。

新生児期に包皮切除を行う習慣のある地域では発生率が低いことから、包茎、亀頭包皮炎、生殖器の不衛生がリスク要因ではないかと考えられています。

引用:独立行政法人国立病院機構岡山医療センター

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自分は治療するべき?包茎の種類とチェック方法をおさらい

自分は治療するべき?包茎の種類とチェック方法をおさらい

真性包茎の治し方がわかったところで「本当に自分には手術が必要なのか」と疑問に思っている人は、自分が真性包茎やカントン包茎にあてはまっているかチェックしてみましょう。チェックはすぐできるので、自宅やトイレでぜひ確認してみてください。

デメリットの大きい真性包茎とカントン包茎は保険適用の手術が可能

包茎には3種類あり、それぞれ治療の必要性が異なります。真性包茎とカントン包茎の場合には、多くの場合で保険適用の手術が可能です。

特徴治療の必要性治療の保険適用
真性包茎包皮の先端(包皮口)が狭く、勃起しても包皮がむけない。亀頭を露出できない。勃起時に痛みを生じるなど、生活に支障をきたす場合には治療がすすめられる。あり※
カントン包茎(嵌頓包茎)包皮の口が狭いために、亀頭は出せるがむいた包皮が陰茎を締め付け、動かなくなっている状態。陰茎がうっ血して壊死の危険性がある場合には、緊急的に手術が必要となる。あり※
仮性包茎普段は包皮が亀頭をおおうが、勃起時に手で簡単にむけたり自然と亀頭が露出する。基本的に治療は不要。尿や雑菌により亀頭包皮炎をくり返す場合では手術が必要。なし(自由診療)

※保険診療を行う医療機関で背面切開術または環状切除術をした場合のみ

真性包茎の人が無理に包皮をむいてしまった場合にカントン包茎に進行してしまうケースもあります。痛みが強いだけでなく、陰茎が壊死する可能性もあるため、締め付けを強く感じる場合には速やかに受診してください。

包皮がむけるかどうかで真性包茎の簡単チェック

手で包皮をむいたときに、つっぱりや痛みが生じて亀頭が見えない場合には真性包茎の可能性があります。包皮がむけても亀頭の根元で止まってしまう場合はカントン包茎です。
勃起していない状態で亀頭が全て見える場合は包茎ではありません。また、普段は陰茎が包皮でおおわれていても、勃起時に手で簡単にむける場合には仮性包茎と診断されることが多いです。
真性包茎・カントン包茎の可能性がある場合には、手術を検討してみるのがおすすめです。

成人になっても真性包茎が改善されない場合には治療を考えよう

体の成長ピークがすぎた後に真性包茎が自然と治ることはほぼありません。成人になってからも真性包茎によるデメリットが大きい場合には、手術による治療を検討しましょう。
生後間もない男の子は真性包茎の状態が多いですが、成長とともに自然に亀頭が見えてくるのが一般的です。5歳以上になると、包皮をむけない男の子は10%以下にまで減るという報告もあります。また、思春期になると男性ホルモンの影響で陰茎のサイズは大きくなり、自然と包茎が治ると言われています。
そのため、成人になっても真性包茎が改善されない場合には、治療を検討しましょう。ほとんどの場合、真性包茎の手術に緊急性はないため、医療機関で相談しながら自分に合った治療法を検討して問題ありません。ただし、カントン包茎の場合は早めの手術をすすめられる場合があります。

参考:陰茎包皮の年齢変化

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真性包茎に関するよくある質問

真性包茎に関するよくある質問

真性包茎の手術をする前に確認しておきたい不安点をまとめました。ここでも解消されない不安点は、ぜひ医療機関で相談してみましょう。

Q.やっぱり自力で真性包茎は治せませんか?

軽度の仮性包茎であればストレッチ法などで改善する場合もありますが、成人した後の真性包茎は皮膚の構造上、自力での改善はほぼ不可能です。むしろ陰茎の炎症やうっ血を招くリスクがあるため、自力で直さずに医師へ相談してください。
また、包茎を自力で治すための器具が売られていますが、これらの使用も同じく危険で、使用しても真性包茎が治るわけではありません。

Q.包茎手術は保険適用にならないの?

排尿障害や衛生上の問題があれば、背面切開術と環状切除術の場合は保険適用になる可能性があります。保険診療を行っている医療機関で相談してみましょう。ただし、真性包茎であっても、仕上がりを重視する場合の手術は自由診療になります。
仮性包茎は本来治療の必要はないため、どの治療も保険適用のきかない自由診療となります。

Q.治療することを知られたくない

医師などの医療従事者には守秘義務があり、他の人に包茎治療のことが知られることはありません。ただし、医療機関に出入りしているところを見られる・待合室で知り合いに遭遇する・診察室の仕切りがあまく診察の声が聞こえてしまう、といったことで思いがけず包茎治療をしていることが知られてしまう場合があります。
包茎の治療をしていることを周りに知られたくない場合には、プライバシーの配慮がされている医療機関を受診するのがおすすめです。

Q.手術は失敗しませんか?痛みはある?

経験豊富な医師が施術すれば、失敗のリスクは極めて低いです。手術後の痛みも軽度なことが多く、痛みがある場合にも処方薬で対応可能です。
ただし、まれに手術箇所の腫れや出血などがあらわれることもあるため、手術後は安静にして、気になることがあれば医師に相談してください。

Q.手術でセックスに影響は出ない?

基本的にはありません。むしろ、性交痛や早漏などの問題が改善されることもあります。ただし手術後の回復期間中は無理をせず、医師の指示に従いましょう。
一般的に、手術後4週間程度は性行為やマスターベーションは控える必要があります。

成人の真性包茎は手術が基本。不便さを感じたら早めに相談を

成人の真性包茎は手術が基本。不便さを感じたら早めに相談を

成人の真性包茎は放っておいても自然に治ることはほぼなく、衛生面や性の悩み、見た目のコンプレックスなど、いろんな問題につながる可能性があります。
最近は日帰り手術も一般的になってきており、保険が適用されるケースもあるので、昔ほどハードルは高くありません。
「本当に今、治療すべきなのか迷っている」「どこに相談すればいいのか分からない」そんな人は、まずは泌尿器科で相談してみるのがおすすめです。

見た目にもこだわりたい場合には自由診療も検討しましょう。
特に、自由診療を行うクリニックについては、実際に通院した方の声が参考になります。例えば、大手包茎治療クリニックであるABCクリニックの口コミ評判メンズライフクリニックの口コミ評判を確認してみると、治療内容や雰囲気の違いが分かりやすいでしょう。

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