デエビゴ(レンボレキサント)の特徴と効果、副作用、使い方について解説

「睡眠薬のデエビゴって本当に効くの?」
「デエビゴってどんな睡眠薬なの?」

この記事では、睡眠薬として主流になりつつある、デエビゴの特徴や効果、副作用についてQ&A方式で解説していきます。

デエビゴは怖い?特徴と効果について

デエビゴの効果・メリット💡 自然な入眠が期待できる
💡 中途覚醒・入眠障害の改善が期待
💡 依存性が他睡眠薬よりも低い
💡 途中で目覚めてもまた入眠しやすい

デエビゴ(一般名:レンボレキサント)は2020年に国内製薬企業のエーザイが開発した睡眠薬のことで、不眠症治療などに用いられ、「オレキシン受容体拮抗薬」という新しいタイプの睡眠薬になります。

睡眠障害の一種である「中途覚醒・早期覚醒・入眠障害」などの症状に処方されることが多く、同タイプの睡眠薬「ベルソムラ」と比較しても入眠障害に対して効果が期待できる特徴もあります。

デエビゴは、現在ではかなり多くの診療所やクリニックで採用されている睡眠薬ですので、怖いものではありません。

初めての睡眠薬としても使用されることもあるため、気になる方はクリニックにて相談することもおすすめです。

オレキシン受容体拮抗薬とは?「オレキシン」は覚醒を促進する神経伝達物質で、オレキシン受容体拮抗薬によって働きを弱めることで、覚醒状態から睡眠への切り替えを手助けし、睡眠を促します。

デエビゴは強さランキングでどれくらい?

デエビゴの効果・効能は個人によって異なるため強さランキングで評価することは難しいですが、一般的に「中程度」の効果を持つ睡眠薬とされています。保険診療の範囲内になりますが、決して弱い睡眠薬ではないため、処方されるのは成人以上となります。

規格としては「2.5mg・5mg・10mg」の3種類があり、症状や診断の上で配合量を変えて処方されるため、体に無理な負担なく服用することができるので安心です。

デエビゴの入眠効果について

デエビゴは睡眠障害の一種でもある「入眠障害」に対しても処方される睡眠薬なので、入眠を促進する効果があります。入眠を促進するといっても、ガツンとした眠気が襲ってくるものではなく、オレキシン受容体(覚醒状態)をブロックすることで自然な睡眠を促すので、入眠時間を短縮することが期待されます。

また、入眠だけでなく睡眠維持効果も期待ができるので、入眠後は起きるまで目が覚めにくく、日常の疲れを睡眠によって取り去ることが可能です。

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デエビゴの効くまでの時間はどれくらい?

個人差はありますが、デエビゴを服用してから平均して「30分~1時間程度(血中濃度が一番高くなるまでの時間)」で眠気を感じ始めることが多く、そのままベッドや布団に入っていると10~20分程度で自然な入眠・睡眠が期待できます。

スムーズな入眠を妨げる就寝前のスマホやPC、また激しい運動などは控えて、服用時には、必ず眠れる環境を作ってから服用するようにしましょう。

デエビゴは何時間くらい眠れる(何時間で切れる)?

デエビゴでの効果・効能には個人差があり、具体的な根拠のあるデータがないので、一概に何時間眠れるとは言い切れませんが、睡眠効率から考えると約6時間は眠れる(6時間くらいで効果が切れる)と考えられます。

また、デエビゴ服用後の血中濃度から考えると約8時間は睡眠を促す数値となっているため、平均して6~8時間は眠られるということになります。

但し、服用する時間が遅くなると翌朝に影響が出てしまうこともあるため、起床予定時刻の8~9時間前には服用・就寝するようにしましょう。

デエビゴの効果時間はどのくらいですか?
Yahoo!知恵袋での質問・回答

【質問】YUMEさん

デエビゴの効果時間はどのくらいですか? マイスリーと同じ作用の薬ですか??

【回答】Aさん

マイスリーはすっと効いて2時間くらいですぐに切れてしまい入眠障害に有効中途覚醒への効果は低いですが、デエビゴは(回答者の体感で)最初の4時間くらい強く効いて、その後も寝てる間中それなりに効いていて中途覚醒や早朝覚醒(の緩和)などにもある程度効き、翌日も眠気が残ることもあります。
作用時間で言えばデエビゴの方がマイスリーより圧倒的に長く効くけれど、マイスリーの方が眠らせる作用にキレの良さがある感じがする。
メリットとしてデエビゴの方がマイスリーよりも依存性が低い、薬を急にやめても反跳性不眠が起き難いとされています。
デメリットとしてあり得るのが、デエビゴは夢を見る睡眠時間を延ばします。なので悪夢をよく見る人はそれが気になる場合もあります。(一部抜粋)

引用:Yahoo!知恵袋

デエビゴは翌日眠気が残りやすい?

デエビゴは翌日の眠気を最小限に抑えるよう設計されています。但し、一部の人には翌日の眠気やだるさを引き起こす可能性があるので注意が必要です。

規格としては「2.5mg・5mg・10mg」の3種類あるので、もしも翌日まで眠気が続くようであれば、処方してもらった医師に相談の上、配合量を減らしてもらうなどの対応をしてもらいましょう。

デエビゴが効かない理由と対処法について

デエビゴが効かないと感じる場合、次の理由が考えられます。

デエビゴが効かない理由❌ 指定された通りに服用していない
❌ 服用してから就寝するまでが早すぎる
❌ 食後すぐに服用した
❌ 飲酒(アルコール摂取)した
❌ 夕方以降にカフェインを摂取した
❌ ベンゾジアゼピン系を服用していた

特にアルコールやカフェインの摂取は、デエビゴ本来の効果・効能が薄れてしまうことがあるため、睡眠薬を服用する際は摂取は控えるようにしましょう。

また、デエビゴを服用する以前に、ベンゾジアゼピン系(マイスリーなど)の睡眠薬を服用していた場合、ベンゾジアゼピン系とは入眠するまでの導入作用が異なるため、デエビゴの方が効果がないのでは?と感じてしまうこともあります。

服用し続けても効果が感じられない場合は、処方された医師に相談して配合量などを変えてもらうなどの対応をしてもらいましょう。

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デエビゴは何時までに飲めば良い?

特に何時までといった決まりなどはありませんが、デエビゴは就寝前に服用することが推奨されています。

服用後の効果が約30分~1時間で表れるため、就寝予定時刻の少し前に服用するのが理想的です。

また下記グラフの通り、デエビゴは「食後すぐに服用すると効果が出始めるまでの時間が伸びてしまう」ことも報告として上がってきているので、必ず空腹時に服用するようにしましょう。

出典:エーザイ公式

デエビゴの依存性について

デエビゴは、従来の睡眠薬「ベンゾジアゼピン系(ハルシオンレンドルミンなど)」と比べて依存性が低いとされていますが、長期間の使用には注意が必要です。依存性のリスクを最小限にするためにも、医師の指示には必ず従って用法・用量を守って服用することが重要です。

但し、薬自体の依存性が低かったとしても、「薬がないと不安で眠れない(反跳性不眠)」といった精神的な依存は、どの睡眠薬を服用しても起こりうることです。

デエビゴは睡眠薬を止めた時に起こる「反跳性不眠」が起こりにくいよう設計された睡眠薬ですが、睡眠に対して不安を感じる場合はすぐに処方された医師に相談するようにしましょう。

デエビゴを服用したら朝も眠い?

デエビゴは翌日まで眠気を引きずらない設計にはなっていますが、場合によっては朝の眠気を感じることがあります。原因は様々ですが、もしも朝の眠気が続く…またはまったく起きられないといた症状が出た場合は、処方された医師に相談しましょう。

初めてデエビゴを試される方は、朝起きられないことも考慮して、翌朝に用事・予定のない、休日前夜などに一度服用をしてみて、様子を見るのも良いでしょう。

デエビゴは中途覚醒に効果ある?

デエビゴは入眠を助けるとともに、睡眠の質を改善する(睡眠維持)効果が期待できるため、睡眠障害の一種である「中途覚醒」の改善にもつながります。

但し、デエビゴの副作用に僅かな症例(1%前後)ながら「悪夢を見る」「睡眠麻痺(金縛り)にあう」といったものもありますが、服用を止めれば治まる副作用なので、怖がることもありません。

もしもデエビゴの副作用によって中途覚醒が治らない場合は、医師に相談してみましょう。

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デエビゴを10mg以上飲むとどうなる?

デエビゴの過剰摂取は副作用や薬物依存症のリスクを高めてしまうため、デエビゴ10mg以上の服用は医師の指示がない限り避けるべきです。

睡眠薬を多めに服用してしまったり、服用が常態化してしまうと、その後、薬を止めた時に「反跳性不眠」といった副作用が起こり、「薬がないと不安」といった依存症状も発症しかねません。

デエビゴに限らず、睡眠薬の過剰摂取は深刻な健康問題を引き起こす可能性があるため、必ず用法・用量は守るようにしましょう。

デエビゴとマイスリーの違いは?

デエビゴ(レンボレキサント)はオレキシン受容体拮抗薬に対し、マイスリー(ゾルピデム)はベンゾジアゼピン系に分類される睡眠薬で、睡眠に対しての作用機序が異なるため、デエビゴの方がマイスリーよりも依存性が低いとされています。

また治験データよると、マイスリーの方が入眠に対しての効果は強いですが、中途覚醒や総睡眠時間の確保に関してはデエビゴの方が優れているといったデータも出ています。

中には処方する睡眠薬をマイスリーからデエビゴに切り替えている診療内科やクリニックも増えていて、新薬であるデエビゴの方が処方される睡眠薬として主流になりつつあります。

文献:Yue JL, et al. : Efficacy and tolerability of pharmacological treatments for insomnia in adults: A systematic review and network meta-analysis. Sleep Med Rev, 68 : 101746, 2023.

デエビゴは他の睡眠薬と併用できる?

デエビゴの他の睡眠薬との併用は、必ず医師の指示に従う必要があります。また、併用は副作用のリスクを高める可能性があるため、自己判断での併用は避けるべきです。

また、製造元であるエーザイでは次のように公式サイトには記載があります。

デエビゴの他の不眠症治療薬と併用したときの有効性及び安全性は確立されていません。
引用:エーザイ公式

現在服用している睡眠薬や、以前に処方してもらいまだ残っている睡眠薬などがある場合は、必ず医師に相談の上、服用するようにしましょう。

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ベルソムラとデエビゴのどちらが良い?

ベルソムラとデエビゴはどちらもオレキシン受容体拮抗薬ですが、効果や副作用には個人差があるため、一概にどちらが良い(効く)とは言えません。

デエビゴはベルソムラよりも睡眠へと誘導する作用が強いこと、また2020年の「レンボレキサントとスボレキサントに関するメタアナリシス(統計)」によれば、デエビゴ10mgが、睡眠に対する効果が最も高い睡眠薬として報告されています。

ベルソムラは2014年に販売を開始しましたが、デエビゴはそれよりも後発組の2020年なので、ベルソムラよりも改良され、さらに服用しやすい睡眠薬となっています。

最終的な判断は医師による診断・処方になりますが、デエビゴの方が睡眠障害の症状緩和に効果が期待できるでしょう。

文献:Beuckmann et al. In Vitro and In Silico Characterization of Lemborexant (E2006), a Novel Dual Orexin Receptor Antagonist. J Pharmacol Exp Ther. 2017 Aug;362(2):287-295.
文献:Kishi et al. Lemborexant vs suvorexant for insomnia: A systematic review and network meta-analysis. J Psychiatr Res. 2020 Sep;128:68-74.

マイスリーからデエビゴへの切り替えはいつから?

マイスリーからデエビゴへの切り替えは医師の指示に従って行うべきですが、例えば下記の通り、診療所やクリニックではマイスリーからデエビゴに随時切り替えていっているところも増えてきています。

2022年7月1日より、病棟常備薬を『マイスリー錠5mg(ゾルピデム)』から『デエビゴ錠 2.5mg(レンボレキサント)』に変更します。
医師指示も全て『デエビゴ錠 2.5mg』になり、マイスリー錠は、常備薬からなくなり必要時指示も出ないようになります。
引用:埼玉協同病院

切り替えのタイミングや方法は、個々の健康状態や治療の反応、クリニックの医師の判断によっても異なります。

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デエビゴ服用の際の注意点について

まずデエビゴを服用する際には、過剰摂取を避け、処方された用量を守ることが重要です。

また、アルコール(飲酒)や他の「中枢神経抑制剤(ベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系催眠鎮静剤バルビツール酸系)」との併用は避けましょう。

くすりのしおり(くすりの適正使用協議会)】では、デエビゴの服用に関して次のような注意喚起が記載されているので注意が必要です。

● 必ず寝る直前に飲んでください。就寝した後、途中で一時的に起きて仕事などで活動する可能性があるときは飲まないでください。
● 効果の発現が遅くなる可能性があるので、食事と同時または食事のすぐ後に飲まないでください。
● 飲み忘れた場合は翌朝起きるまでかなり時間があれば1回分飲んでもかまいません。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
● 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
● 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
● この薬の影響が次の朝以後におよび、眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがあるので、自動車の運転などの危険を伴う機械の操作は行わないでください。
● アルコール(飲酒)は薬の作用を増強するので、控えてください。

デエビゴの副作用は?悪夢は見る?

デエビゴの副作用眠気・頭痛・めまい・悪夢・幻覚・金縛り・体重増加・倦怠感・動悸・耳なり・注意力障害 など

特に気を付けるべきデエビゴの副作用は「眠気」で、翌朝までデエビゴの効果が続いてしまい、通勤や送り迎えなどで車の運転が必要な方は要注意です。

また、稀な症状として「悪夢」や「金縛り(睡眠麻痺)」がありますが、これはレム睡眠が影響していると考えられており、発現率は1%未満と低いため不安に感じる必要はありません。

副作用を恐れて何もしないままでは不眠症は改善はしていきませんので、まずは医師に相談の上、適切な睡眠薬を処方してもらうところから始めましょう。

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デエビゴは長期処方可能?

2021年5月より、デエビゴは長期処方が可能な睡眠薬に分類されています。

理由としては、依存性が低く、健忘(物忘れ)や副作用の発現率が低いことが挙げられます。

また、これまでに他の睡眠薬での投与量が増えてきている患者さんに対して、従来の睡眠薬からデエビゴに切り替えることで処方量を減らすこともできるので、身体的な負担の緩和にもつながります。

但し、デエビゴの長期使用に関しては、依存性や耐性の発達、副作用のリスクがない訳ではないので、注意する必要があります。

デエビゴは不眠症を改善できる?

デエビゴは入眠障害・中途覚醒などの不眠症(睡眠障害)治療に効果的です。

自然な入眠を促進することで睡眠の質を改善させ、不眠症の症状を緩和する効果が期待できます。

まずは症状や重症度合いに関係なく、不眠症や睡眠障害で悩んでいる方は、医師の診断を受け、適切な睡眠薬を処方してもらいましょう。

オンライン診療クリニックでは、地方や遠方でも診断・処方が可能な上に、診察時間も外来診療よりも長く設定されていることが多いため、利用しやすいメリットもあります。

デエビゴは何時に飲むと効果的?

デエビゴは就寝前の30分~1時間前に服用するのが最も効果的とされていますが、食後すぐの服用は効果が出るまでの時間が伸びてしまうので、空腹時の服用が原則です。

また、睡眠薬を服用したての頃は、翌朝にも影響を及ぼす可能性もあるため、翌朝に用事・予定のない休日前夜で服用を試すようにしてください。

デエビゴは効果が出るまで早いだけでなく、すっきりとした起床にも特徴のある睡眠薬ですが、翌日まで眠気が続いたり、めまいや頭痛などの副作用が酷い場合はすぐに処方された医師に相談しましょう。

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デエビゴは、マイスリーやベルソムラなどの睡眠薬よりも新しく開発され、これまでの睡眠薬のデメリットを改良した、不眠症の改善に効果が期待できる睡眠薬です。

但し、診療所やクリニックではデエビゴを処方してくれる確証はなく、依存性の高い睡眠薬を処方されることも多々あります。

そこで確実にデエビゴを処方してもらうためには、キュレアクリニック(オンライン診療クリニック)がおすすめです。

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