我慢汁で妊娠することはある?妊娠確率や外だしのリスク・対策まで詳しく紹介!

「我慢汁で妊娠はしない!」「外だしや中折れ、入れただけなら妊娠しない!」と思っているのは間違いです。こちらの記事では我慢汁で妊娠する確率をはじめ、外だしのリスクや我慢汁で妊娠したかもと不安な時の対策まで徹底解説します。

この記事のまとめ・我慢汁に精液が混合していた場合は妊娠の可能性あり
・我慢汁で妊娠したかもしれないときはまずはパートナー・医師に相談
・妊娠を望まない時はアフターピル(緊急避妊薬)の服用で対策を

我慢汁で妊娠する確率

我慢汁はカウパー腺液(尿道球腺液)のことで、男性器が勃起すると出る液体です。射精前でも男性が性的な興奮を感じると、尿道球腺から分泌されます。我慢汁の量はそれほど多くなく、無意識に分泌されていることがほとんどです。まずは、我慢汁で妊娠する確率と我慢汁で妊娠するケースについて、詳しく見ていきましょう。

我慢汁で妊娠する確率はある

我慢汁に精液が混合している場合には、妊娠する確率があります。我慢汁は男性器の前立腺の下方(陰茎の付け根部分)にある、カウパー腺(尿道球腺)から分泌されます。そして、尿道を経由して、陰茎(ペニス)の先端から外へ出てきます。

精液も同じく尿道を経由して射精されます。同じ経路をたどるため、我慢汁に射精前の精液が漏れ出すと混入する場合があります。よって、我慢汁が膣内に入ってしまった時には、妊娠の可能性があると思っておきましょう。

妊娠を望まないのに避妊せず性行為をしてしまった場合には、性行為後でもできる避妊方法「アフターピル(緊急避妊薬)の服用」が有効です。早く服用するほど避妊効果が高いとされています。オンライン診療の特急ピルであれば、診察料・相談無料で対応してもらえます。我慢汁で妊娠した可能性がある場合は、まずは特急ピルへ相談してみてください。

24時間対応&相談無料/
アフターピルが8000円で処方可能

特急ピル公式サイト

我慢汁で妊娠するケース

我慢汁で妊娠するケースは、精液が含まれた我慢汁が膣内に入った時です。我慢汁は前戯の段階で分泌されていることがあるため、射精に至らない場合でも妊娠する可能性があります。

また、膣付近に我慢汁が付着したり、我慢汁が付着した手で女性器に触れたりした場合にも妊娠する可能性があるということです。妊娠を望まない場合には挿入時だけでなく、前戯の段階から我慢汁が膣内に入らないように注意することが大切です。

我慢汁が膣内に入った可能性がある場合は、アフターピルの服用を検討しましょう。病院へ行く勇気がないという場合は、LINEでオンライン診療を受けられるアフピルがおすすめです。

\LINEで気軽にオンライン診療/
自宅で簡単スマホ1台で処方まで完結

アフピル公式サイトへ

我慢汁で妊娠する状況

この場合は妊娠する可能性
  • 我慢汁に関する知識がない
  • コンドームを使用していない
  • コンドームをつけずに外だしをした
  • 性行為の途中でコンドームを使用した
  • コンドームが破れていることに気づいた

ここからは、「コンドームを使ったのに妊娠してしまった…」そんな時に考えられる状況を確認していきましょう。我慢汁でも妊娠する可能性があることをふまえると、コンドームの使い方を間違っていたり、膣外で射精したりしても妊娠する可能性があります。参考にして、同じ状況にならないように注意してみてください。

我慢汁に関する知識がない

我慢汁に関する知識不足で、射精していないから妊娠の可能性はないと安易に考えている方が多く見られます。ここまで紹介してきたように、我慢汁に精液が含まれている場合があるため、妊娠する可能性は十分にあるのです。しかし、我慢汁に精液が含まれているかどうかを認識することは難しいと言えます。

前戯の段階、勃起した時、射精を我慢している時など、いつでも精液が混ざっている可能性を想定し適切な避妊を行いましょう。もし我慢汁への知識不足で妊娠の可能性がある場合には、男性からの受付も可能なクリニックがあります。パートナーと相談した上で、お互いに責任を持って対処することが大切です。

\男性でも受付可能!/
24時間365日診察受付
あしたのクリニック公式サイト

コンドームを使用していない

コンドームを使用しなかった場合、入れただけでも妊娠の可能性があります。我慢汁には挿入時の痛みを和らげる役割があり、前戯の段階で陰茎(ペニス)の先端に付着している場合があります。そのまま挿入すると、当然膣内に我慢汁が入ります。

コンドームを使用せず挿入する行為は控え、挿入前からコンドームを必ず装着しましょう。また、我慢汁が付着した手で膣内を刺激する行為も危険です。手指にコンドームを装着した上で女性器に触れるようにすると、より安心できるので参考にしてみてください。

コンドームをつけずに外だしをした

外だしなら妊娠しないという認識を持っている方もいますが、それは間違いです。外だしでの妊娠確率は、研究論文「日本における予定外妊娠の医療経済的評価」で約22%というデータが出ています。

我慢汁で妊娠する可能性だけでなく、射精のタイミングが合わずに一部の精液は膣内に射精されてしまうケースも考えられます。男性は射精のタイミングを正確にコントロールすることは難しく、気づかないうちに精液が分泌されていることを正しく理解しておきましょう。「外だしなら大丈夫」という言葉を安易に信じず、コンドームの装着を徹底してください。

参考:J-STAGE 研究論文日本における予定外妊娠の医療経済的評価

性行為の途中でコンドームを使用した

性行為の途中でコンドームを着用しても妊娠する可能性はあります。気持ち良さへの欲望から、最初はコンドームを着用せずに挿入して、射精前になったらコンドームをつけるという方もいます。

しかし、性的な興奮を感じ勃起した時点で、我慢汁が出ている可能性は十分にあります。「射精はコンドームでしたから大丈夫」ということはありません。コンドームは性行為の最初から装着し、正しい避妊効果が得られるようにしておきましょう。

コンドームが破れていることに気づいた

コンドームを着用していても、「破れていた」または「性行為中に破れてしまった」というケースもあります。また、サイズの合わないコンドームを使ったり、正しい付け方ができていなかったりすると、精液が漏れ出す心配もあります。

コンドームの避妊率は、理想的な使用で約98%。一般的な使い方だと約85%と言われています。コンドームを使用していても破れたり漏れたりしてしまった場合は、万が一の時のためにアフターピルで妊娠の可能性を減らしましょう。

アフターピルは性行為後、なるべく早く服用した方が避妊率が高くなります。オンライン診療では最短当日にアフターピルを受け取れるところもあるので、発送の早いところを選び利用してみてください。

\東京23区最短1時間でお届け!/

アフピル公式サイトはこちら

我慢汁で妊娠したかもと悩んだら対策したいこと

コンドームを正しく装着せずに性行為をしたため、我慢汁に混合した精液で妊娠したかもと悩んでいたら対策したいことは3つです。

  • 妊娠後のことをパートナーと相談する
  • アフターピルで妊娠阻止の対策をする
  • 日頃から妊娠阻止対策をするなら低用量ピル

妊娠への不安がある時は一人で悩まずに、パートナーと相談しながら対策を進めていきましょう。妊娠を望まない場合はピルを活用し、避妊に努めることもおすすめです。ここからは、それぞれの対策を詳しく解説します。

妊娠後のことをパートナーと相談する

妊娠したかもしれない時は、まずはパートナーと話し合う機会を設けることをおすすめします。もし妊娠した場合に、結婚がまだの時は籍を入れるのかどうかや、出産費用について金銭面はどうするかなど話し合う必要があります。

また、妊娠を望まない場合は、中絶という選択をする方もいるでしょう。中絶は女性の体だけでなく心にも大きな負担がかかります。妊娠が確定していなくても、まずはきちんと話し合ってみてください。

アフターピルで妊娠阻止の対策をする

性行為後であってもアフターピル(緊急避妊薬)を服用すれば、妊娠する確率を低くすることができます。アフターピルは避妊をせずに性行為をしてしまったり、避妊に失敗したりした緊急時に用いられる薬です。

女性ホルモンの一種である黄体ホルモンが主成分で、排卵を遅らせたり抑制したりする他、受精卵の着床を防ぐ効果が期待できます。性行為後72時間以内の服用で約85~95%の確率で、妊娠を阻止するとされています。服用のタイミングが早いほど、妊娠阻止率が高いです。

性行為後72時間を過ぎると避妊効果がないというわけではありませんので、まずはなるべく早く医師に相談してみるのがおすすめです。

日頃から妊娠阻止対策をするなら低用量ピル

我慢汁での妊娠を避けるためにも、日頃から低用量ピルの服用を検討しましょう。低用量ピルとは、2種類の女性ホルモン、「黄体ホルモン(プロゲステロン)」「卵胞ホルモン(エストロゲン)」が主成分です。

排卵を抑制したり受精卵の着床を防いだりできる他、精子が子宮内へ侵入するのを防ぐ効果が期待できます。コンドームの避妊率は一般的な使用方法で約85%なのに対し、低用量ピルを正しく服用した場合の避妊率は約99.7%です。

コンドームの避妊率よりも高く、低用量ピルとコンドームでの避妊を併用すれば、高い避妊効果と性感染症の予防が期待できます。

我慢汁の妊娠を後悔する人の特徴

  1. 外だしすれば妊娠の確率が低いと考えている
  2. 擬似セックスや途中でコンドームをつければ問題ないと考えている
  3. 月経(生理)が近いまたは月経中(生理中)で安心している

我慢汁の妊娠を後悔する人の主な特徴は、その「甘い考え・認識」です。ここまでお伝えしてきた通り、我慢汁に精液が混合していた場合には妊娠の可能性が必ずあります。

性行為をする以上、100%妊娠を防ぐ方法はないとされています。それなのに、我慢汁なら大丈夫という安易な考えは禁物です。後悔する人の特徴を詳しく解説しますので、我慢汁への考えや認識を正すきっかけにしてみてください。

外だしすれば妊娠の確率が低いと考えている

まず、外だし(膣外射精)は、効果的な避妊方法ではありません。外だし=避妊と考えるのはやめましょう。外だしとは、射精寸前に陰茎を膣外へ出してから射精する方法ですが、妊娠確率は約22%もあります。

例えば、1年間外だしで性行為した場合、4~5人に1人は妊娠するということです。また、コンドームなしでの性行為では、性感染症の予防もできません。無意識の内に精液が混合した我慢汁が分泌されていたり、射精を待ちきれずに少量でも精液が膣内に射精されたりすることは十分に考えられます。

妊娠を望まない場合は、外だしでも妊娠はするものだという認識を持ち、適切な避妊方法を実践しましょう。

擬似セックスや途中でコンドームをつければ問題ないと考えている

疑似セックスや射精時にはコンドームをつけていたとしても、妊娠する可能性はあります。疑似セックスとは陰茎を膣内に挿入しないプレイですが、我慢汁・精液が膣内に入ってしまうことは十分にあり得ます。

例えば、我慢汁が付いた手指で女性器に触れた、射精した精液が膣に流れ込んだなど。いわゆる素股(男性器と女性器を擦りつける行為)でも、妊娠する確率が全くないとは言えません。

また、射精時にコンドームをつけたとしても、安心はできません。ここまで説明してきた通り、我慢汁にも精液が混合している可能性があるためです。最初からコンドームは正しく着用する、そして疑似セックスとはいっても、精液が膣内へ入らないように注意することを心がけましょう。

月経(生理)が近いまたは月経中(生理中)で安心している

月経が近い日、月経中は性行為をしても妊娠しないと聞いたことがある方も多いかもしれませんが、妊娠する可能性はあります。月経周期はホルモンバランスの乱れでズレることが考えられます。また、射精された精子は、長いと約1週間生きている場合もあるのです。

例えば、月経の終わりかけで性行為をした場合、次の排卵日に精子が生きていることは考えられます。また、生理周期から排卵日を予測するリズム法での避妊率は1年間で約75%、5人に1人は妊娠するとされています。

妊娠を希望する場合にリズム法を活用するのは良いですが、避妊方法としてはおすすめできません。生理周期で見る排卵日はあくまで目安と捉え、コンドームの着用や低用量ピルの服用など効果の高い避妊方法を検討しましょう。

我慢汁の妊娠に関するよくある質問

  1. 我慢汁で妊娠する確率はありますか?
  2. 我慢汁を抑制することはできますか?
  3. 妊娠阻止をする対策にはどのような方法がありますか?
  4. コンドームは性行為の途中で装着しても大丈夫ですか?
  5. 我慢汁の妊娠が不安です

我慢汁の妊娠に関して不安がある方や、疑問点がある方は多くいます。こちらでは、よくある質問にお答えしますので、我慢汁と妊娠についてより理解を深めるためにも疑問を解消していきましょう。

我慢汁で妊娠する確率はありますか?

我慢汁で妊娠する可能性はありませんが、我慢汁に精液が混合していた場合に妊娠する可能性があります。我慢汁と精液は同じ尿道を通って排出されるため、射精前の精液が漏れ出すと我慢汁に混ざることがあります。

我慢汁は無意識に分泌されますし、精液が混ざっているかどうか認識することは大変難しいです。我慢汁に精液が混ざると妊娠する可能性があることを理解し、適切な避妊方法を実践しましょう。

我慢汁を抑制することはできますか?

我慢汁は無意識に分泌されるもので、抑制することはできません。

我慢汁の役割に、精子を保護する役割があります。尿道は通常時、尿によって酸性に傾いた状態です。しかし、精子は酸に弱いため、我慢汁を分泌し尿道内を弱アルカリ性に傾けることで、精子を保護します。

また、挿入時の摩擦を和らげる潤滑液のような役割もあり、自然と分泌されるようになっています。自分の意思でコントロールすることは難しいため、性的興奮を感じたら分泌されるものと捉えてみてください。

妊娠阻止をする対策にはどのような方法がありますか?

主な妊娠阻止する対策には、「アフターピル(緊急避妊薬)」と「ヤッペ法(中用量ピル)」の服用があります。

アフターピルは性行為後に、1回(1錠)服用することで、妊娠阻止効果が期待できます。種類別の妊娠阻止率は以下のとおり。

種類妊娠阻止率
ノルレボ
レボノルゲストレル
72時間以内の服用で約85%
エラ120時間以内の服用で95%

高い妊娠阻止率があり、服用するタイミングが早いほど効果が高くなります。対して、 ヤッペ法とは中用量ピルを2回服用する方法で、妊娠阻止率は72時間以内の服用で約57%です。アフターピルと比べると費用は安く済みますが妊娠阻止率は低いため、ヤッペ法よりもアフターピルの方がおすすめです。

コンドームは性行為の途中で装着しても大丈夫ですか?

コンドームは性行為の途中で装着すると、避妊効果が低くなります。射精前でも我慢汁に精液が混ざっている可能性があるため、必ず陰茎を挿入する前に装着しましょう。

コンドームの正しい使い方
  1. コンドームを傷つけないよう丁寧に袋から取り出す
  2. コンドームの表裏を確認する
  3. 空気が入らないように先端のふくらみをつまむ
  4. 陰茎の先端に置き密着させる
  5. 陰影の皮を下方向に引っ張りながらコンドームを下ろす
  6. コンドームと皮を一旦引き上げてからもう一度根元まで装着する
  7. 射精後はすぐにコンドームを抑えながら陰茎を抜く
  8. 外したコンドームは口をしばってから捨てる

コンドームを正しく使用できれば、避妊率は約98%と高い避妊効果が期待できますので、正しい使い方を心がけましょう。

我慢汁の妊娠が不安です。

我慢汁の妊娠が不安なときは、できるだけ早く産婦人科で相談することをおすすめします。「産婦人科に行くのが恥ずかしい…」「忙しくて病院に行く時間がない!」という方は、オンライン診療を利用してみてください。

オンライン診療はスマホ1つで、診察や薬の処方を受けられます。夜遅くや24時間対応のところもあり、処方された薬は最短当日に受け取れる場合もあります。相談は無料で受け付けてもらえるところもありますので、まずは気軽に相談してみましょう。

まとめ

我慢汁に精液が混合していた場合は、妊娠の可能性があるので適切な対処を行うことをおすすめします。我慢汁で妊娠したかもしれないと不安な時は、まずはパートナーと相談し、妊娠を望まない場合にはアフターピルの服用を検討しましょう。

妊娠がわかってから中絶手術を受けるとなると、悩みはより深刻なものとなり体にも心にも傷を残します。また、妊娠を未然に防ぐためには、正しいコンドームの使用や日頃から低用量ピルを服用しておくことが有効です。

性に関連したことは何かと相談しづらかったり、産婦人科へ足を運ぶのは躊躇したりしがちです。そんな時はオンライン診療を上手く活用して、気軽に相談をしてみてください。

aga治療 横浜のおすすめクリニックはこちら

関連記事