緊急避妊薬 治療同意書
1.取り扱い薬剤にについて
<72時間用アフターピル Madonna>
・治療内容
コンドームが破れてしまったり、事情により避妊できなかった際の望まない妊娠を防ぎます。 性交渉後「妊娠の可能性あり」の段階で、一定時間内にホルモン剤を服用することにより、 卵巣・卵管・子宮内膜に作用して、排卵抑制作用により避妊効果が期待できます。
その他に受精阻害作用及び着床阻害作用も関与する可能性が考えられます。
・服用方法
行為後72 時間以内に2錠まとめて飲むタイプの避妊薬です。水またはぬるま湯で、出来る限り速やかに服用してください。
・リスク
アフターピルの服用は100%妊娠しないというものではありません。
・副作用
吐き気、嘔吐、頭痛、乳房の張り、不正性器出血、倦怠感、傾眠、下腹部等の胃腸障害
・服用後について
性行為から3週間経過しても月経がない場合は避妊に失敗している可能性も考えられるので、妊娠検査薬を使用するか病院に行き検査をして妊娠しているか確認をするようにしてください。
<120時間用アフターピル Ella>
・治療内容
通常のピルと違ってコンドームが破れてしまった場合やコンドームを使用せずに性交渉をしてしまった場合、ピルを飲み忘れていた場合、予期せぬ膣内射精があった場合に使用するものです。
・服用方法
行為後120 時間以内に 1 錠飲むタイプの避妊薬です。水またはぬるま湯で、出来る限り速やかに服用してください。
・リスク
アフターピルの服用は100%妊娠しないというものではありません。
・副作用
不正出血や消退出血、吐き気、頭痛、胸の痛み、経血量の増加や減少または生理不順、疲労、下腹部痛
・服用後について
性行為から3週間経過しても月経がない場合は避妊に失敗している可能性も考えられるので、妊娠検査薬を使用するか病院に行き検査をして妊娠しているか確認をするようにしてください。
2.禁忌
・本剤の成分に対して過敏症の既往歴がある方
・重篤な肝障害のある方
・妊娠中の方
・授乳中の方(ただし、服用後24時間授乳を避けていただける場合は禁忌に当たらない)
3.服用時に注意すべき薬
以下、薬を服用中の方は本剤の効果が減弱する可能性があります。
・抗けいれん薬
・HIV プロテアーゼ阻害薬
・非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤
・セイヨウオトギリソウ含有食品
・抗真菌薬
・リファンピシン
4.免責事項
・本避妊薬の利用による確実な避妊効果を当院は保障いたしません。
・受診者の方は、自らの意思によって本避妊薬を利用し、利用に関わる全ての責任を負うこととします。
・受診者の方は、本避妊薬の利用、又は利用できないことから生じる一切の損害について、当院が責任を
負わないことをご承諾いただき、自己の責任において利用することとします。
・診察完了後もしくは支払い完了後のキャンセル・返金・返送について当院では受け付けておりません。
5.治療方法
この治療は、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行います。
治療に用いる医薬品および機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きを行ったものです。
個人輸入において注意すべき医薬品等について詳しくは「https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/healthhazard/」をご覧ください